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  1. 千葉県議会 2022-06-16
    令和4年_農林水産常任委員会(第1号) 本文 2022.06.16


    取得元: 千葉県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    7 議事の経過概要        ─────────────────────────────        開  会        午前10時0分開会 ◯委員長小池正昭君) ただいまから農林水産常任委員会を開会します。  会議に先立ち申し上げます。  朝日新聞千葉総局ほか15者から、本常任委員会取材のため録音したい旨の願い出があり、千葉県議会委員会傍聴規程第8条の規定により許可しましたので、御了承願います。  また、本委員会の運営について、新型コロナウイルス感染防止対策に引き続き御協力をお願いいたします。なお、傍聴については、一般席の定員を10名とさせていただきましたので、御了承願います。        ─────────────────────────────        会議録署名委員の指名 ◯委員長小池正昭君) それでは、まず初めに、千葉県議会委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員酒井委員竹内委員を指名します。        ───────────────────────────── ◯委員長小池正昭君) 今定例会において本委員会に付託されました案件はありませんので、諸般の報告を求め、これに対する質疑を行います。        ─────────────────────────────        人事紹介 ◯委員長小池正昭君) なお、諸般の報告に先立ち、さきの人事異動に伴う人事紹介を行います。  初めに、私より異動のあった事務局担当書記を紹介します。
     齋藤書記。  檜垣書記。  次に、併任書記を紹介します。  嶋田併任書記。  次に、農林水産部人事異動について、農林水産部長から紹介をお願いいたします。  舘野農林水産部長。     (舘野農林水産部長から、生産流通戦略担当部長越川浩樹次長染井健夫次長須合健     己、農林水産政策課長板倉由妃子団体指導課長松田光司生産振興課長森本修司、担     い手支援課長石井克文安全農業推進課長福田伸一耕地課長鈴木清次畜産課長大澤     浩司、漁業資源課長石黒宏昭を委員に紹介) ◯委員長小池正昭君) ありがとうございました。  以上で人事紹介を終わります。        ─────────────────────────────        諸般の報告 ◯委員長小池正昭君) それでは、農林水産部長に諸般の報告を求めます。  なお、諸般の報告に対する質疑は意見書案の協議の後に行いますので、御了承願います。  また、これからの説明及び答弁については、全て着席したままでお願いいたします。  舘野農林水産部長◯説明者舘野農林水産部長) 説明に先立ちまして、畜産総合研究センター市原乳牛研究所における人工授精時の精液取り違いについて申し上げます。  市原乳牛研究所において、県内酪農家からお預かりした牛について、人工授精の際に誤って当初計画した牛とは別の牛の精液を用いた事案があったことが判明いたしました。御迷惑をおかけした関係者の方々、県民の皆様に深くおわび申し上げます。今後は精液注入器を色分けして、はっきり区別できるようにするなどの対策を行い、再発防止に努めてまいります。  次に、当面する諸般の情勢について申し上げます。  初めに、物価高騰対策について申し上げます。  新型コロナウイルス感染症による国民生活や経済への影響が依然として続く中、ロシアによるウクライナ侵略などの影響により、世界経済の不確実性は一層高まり、原油や原材料の価格が高い水準で推移しています。農林水産業においてもこの影響を受けており、農林水産省が公表している平成27年を基準とした農業物価指数の令和4年4月の数値は、A重油が36.8ポイント、飼料が25.4ポイント、肥料が9.8ポイントと、それぞれ大きく増加しています。この状況を踏まえ、国は「原油価格物価高騰等総合緊急対策」を公表し、セーフティネット制度の充実などの支援策を明らかにしたところです。特に畜産業においては、コストの約半分を飼料が占めるため、生産者は極めて厳しい状況に置かれています。このため国では、飼料価格の高騰に対しては配合飼料価格安定制度の財源を増額する措置を行うこととしたところです。また、この状況を踏まえ、県においても独自の補正予算を閉会日に提案させていただく予定です。  次に、降ひょうによる被害について申し上げます。  6月3日の降ひょうによる農作物への被害は、6月8日の調査時点で市川市、船橋市、松戸市、鎌ケ谷市、野田市において、被害面積249ヘクタール、被害額は約17億3,200万円と見込まれています。品目別で申し上げますと、最も被害を受けたのは日本梨で、果実や葉の損傷が確認されており、被害面積227ヘクタール、被害額は約16億4,600万円となっています。次いでキャベツが約10ヘクタールで6,000万円、ネギが約8ヘクタールで1,200万円などとなっています。県としては、被害を受けた農家の方々が今後も生産を継続していくことができるよう支援してまいります。  次に、令和4年産の米の生産調整について申し上げます。  昨年、価格が大幅に下落した主食用米は依然として民間在庫量が多く、業者間の取引価格は低い状況が続いています。このため令和4年産においても、引き続き主食用米からの転換が必要な状況となっています。昨年、県では、米価の下落が懸念されたため関係機関と連携し、例年以上に主食用米からの転換を促したところ、転換面積は一昨年に比べ5割以上増となる約1万2,000ヘクタールを達成できました。しかしながら、目下の状況を踏まえますと、さらなる転換が必要であるため、本年も飼料用米などへの転換を強く推進しているところです。この結果、現時点で昨年の転換面積をさらに約1,000ヘクタール上回る転換を達成できる見込みとなっています。今後も関係機関と連携し、需要に応じた生産が行われるよう取り組んでまいります。  次に、農林水産物販売促進について申し上げます。  県では、トウモロコシ、枝豆などの夏野菜やスイカ、メロンなどの果物の出荷が最盛期となり、カツオ、マイワシなどの魚が旬を迎える6月をちばが旬!販売促進月間と位置づけ、卸売業者等と連携し、県内外量販店で千葉県フェアを開催するなど、集中的にプロモーションを展開しているところです。今年度は知事が出席し、6月18日にイトーヨーカドーアリオ市原店で、25日にイオンモール津田沼で県産農林水産物のPRを行います。また、県産野菜の消費拡大を目的に全農ちばや味の素株式会社と連携し、旬の野菜をふんだんに使用したレシピ集を作成し、配布します。今後とも様々な販売促進活動を展開し、販路拡大を図ってまいります。  次に、水産関係の計画2件について申し上げます。  まず、栽培漁業基本計画について申し上げます。  栽培漁業の計画的、効率的な推進による沿岸漁業生産力の増進を図るため、今後5年間に放流する稚魚の種類や放流数などの目標を定めた第8次栽培漁業基本計画を策定いたしました。この計画では、これまでのマダイ、ヒラメ、アワビなどの6種に加え、新たにトラフグを将来の本格的な放流に向けて研究を行う対象種として追加しています。今後、計画に基づき栽培漁業の取組と資源管理を一体的に推進し、水産資源維持増大を図ってまいります。  次に、圏域総合水産基盤整備事業計画について申し上げます。  県内を6つの圏域に分け、それぞれの圏域ごとに漁港や漁場の整備を計画的、効率的に実施するため、今後5年間の基本方針となる圏域総合水産基盤整備事業計画を策定いたしました。この計画では、国が今年3月に策定した漁港漁場整備長期計画を踏まえ、産地の生産力強化災害リスクへの対応強化等を図っていくこととしています。今後、本計画に沿って、漁業協同組合市町村と十分に連携を図りながら、水産業基盤施設である漁港や漁場の整備を推進してまいります。  ここで農作物の状況について申し上げます。  本県の主要な園芸品目のうち、東京都中央卸売市場における状況ですが、スイカは生育が順調で、入荷量は平年をやや上回っていますが、他県産の入荷量が少なくなっていることなどから単価は平年を上回っています。タマネギは、入荷量は平年並みでしたが、北海道など他の産地が不作であったことなどから、単価は平年を大幅に上回りました。ビワは、天候不順により入荷量は平年を下回り、単価は平年を上回っております。今後とも生育状況価格動向を注視し、農家への情報提供などにより農業経営安定化に努めてまいります。  最後に、漁業の状況について申し上げます。  4月に生産が終了したノリ養殖につきまして、生産者と協働して取り組んできた各種の食害対策の効果などもあり、生産枚数は1億1,000万枚、金額は14億5,000万円となり、前年度漁期に比べ、数量で5割、金額で3割増となりました。また、本年1月から4月までの主な漁業の生産額の状況ですが、まき網漁業によるイワシ、サバ漁小型漁船漁業によるキンメダイ漁ともに平年並み、チョウセンハマグリ漁は平年の2割増となりました。今後とも漁海況情報の的確な提供等を通じて、効率的な操業による漁業経営安定化に努めてまいります。  以上をもちまして、当面する諸般の情勢についての御報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。        ─────────────────────────────        水田活用直接支払交付金制度法制化を求める意見書(案)関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、意見書案が4件提出されておりますので、御協議願います。  意見書の文案はお手元に配付してあります。  なお、これから御協議いただく意見書案のうち、2つ以上の委員会にわたる意見書案については、当委員会の所管に属する部分について御協議いただき、その協議結果は参考意見として議会運営委員会に報告することになります。よろしくお願いいたします。  初めに、立憲民主千葉民主の会から提出されております水田活用直接支払交付金制度法制化を求める意見書(案)について御意見がありましたら御発言願います。──御発言はないですね。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) 挙手少数。それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会として提出しないことといたします。        ─────────────────────────────        理解と合意なき汚染水海洋放出設備工事の中止を求める意見書(案)関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、この後、御協議いただきます意見書案は2つ以上の委員会にわたるものであります。  まず、市民ネットワーク共産党、平和の党及びリベラル民主から提出されております理解と合意なき汚染水海洋放出設備工事の中止を求める意見書(案)のうち、当委員会所属部分について御協議願います。  本意見書案について御意見がありましたら御発言願います。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) ないようですので、本趣旨の意見書案を発議すべきものとして議会運営委員会に報告することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) それでは、意見の一致が見られませんので、その旨を議会運営委員会参考意見として報告することにします。        ─────────────────────────────        物価高騰から暮らしを守る賃金及び年金引き上げを中心にした緊急対策を求め        る意見書(案)関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、共産党及び市民ネットワークから提出されております物価高騰から暮らしを守る賃金及び年金引き上げを中心にした緊急対策を求める意見書(案)のうち、当委員会所管部分について御協議願います。  本意見書案について御意見がありましたら御発言願います。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) それでは、本趣旨の意見書案を発議すべきものとして議会運営委員会に報告することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) それでは、意見の一致が見られませんので、その旨を議会運営委員会参考意見として報告することにします。        ─────────────────────────────        国民生活を守り抜くための物価高騰対策を求める意見書(案)関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、立憲民主千葉民主の会から提出されております国民生活を守り抜くための物価高騰対策を求める意見書(案)のうち、当委員会所管部分について御協議願います。  本意見書案について御意見がありましたら御発言願います。──ないようですので、本趣旨の意見書案を発議すべきものとして議会運営委員会に報告することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) それでは、意見の一致が見られませんので、その旨を議会運営委員会参考意見として報告することにします。        ─────────────────────────────        諸般の報告・その他の関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、諸般の報告・その他について質問がありましたら御発言願います。  伊豆倉委員長◯伊豆倉雄太委員長 それでは、6月3日の降ひょう被害についてお伺いしたいと思います。  農林水産部長の諸般の報告にありましたとおり、梨やキャベツ、ネギなどを中心に被害が見込まれてるとのことでしたが、特に最も被害を受けた梨は本県を代表する農作物であり、その被害額が本県の農業産出額に及ぼす影響について気になるところであります。  そこでお伺いいたしますが、今回の降ひょう被害による梨の被害額は、本県の梨の産出額に照らすとどの程度になるのでしょうか。 ◯委員長小池正昭君) 板倉農林水産政策課長◯説明者板倉農林水産政策課長) 農林水産政策課の板倉でございます。
     梨の被害についての影響という御質問でございますけれども、先ほど諸般の報告の中で部長のほうからお伝えしましたとおり、6月8日の調査時点で、本県の梨の被害額は16億4,600万円と見込まれているところでございます。直近の令和2年の本県の梨産出額は87億円でございますので、2割程度に相当しているということになりますけれども、令和2年は日照不足により不作でございましたので、近年の平均的な梨の産出額を見ますと、おおむね145億円前後というところになりますので、こちらと比較しますと被害額は1割程度という状況でございます。  以上でございます。 ◯委員長小池正昭君) 伊豆倉委員長◯伊豆倉雄太委員長 今回のひょう被害は、ひょうという特殊性で一部の地域、特に県全体ではなく東葛地域が中心だと思います。そんな中、本県の梨の産出額の2割程度というのは大変厳しい状況と考えます。年に1回しか収穫する機会がない梨では、来年の収穫まで収入を得られないため、被害を受けた農家においては収入が減少してしまう中、次年度の生産を維持継続するために必要な運転資金の確保が必要と考えます。  そこでお伺いいたしますが、これだけの被害だと施設の復旧や当面の資金繰りが必要となる農家が出てくると思われるが、そのような農家に対してどのように支援をしてくのでしょうか。 ◯委員長小池正昭君) 松田団体指導課長◯説明者松田団体指導課長) これまで令和元年の台風のような大きな災害が発生した場合には、施設復旧資金農業経営に必要な運転資金の融通を円滑にするために、無利子の災害対策資金による支援をしてきたところでございます。今回もそのような当該資金による支援について、現在検討しているところでございます。  以上です。 ◯委員長小池正昭君) 伊豆倉委員長◯伊豆倉雄太委員長 被害を受けた農家の経営の安定に支障を来すことがないように、一刻も早く災害対策資金による支援を行っていただきたいと思います。  そして最後に、今回のひょう害のような自然災害は今後発生すると思われます。また、ひょう被害だけではなく、台風であったりとか、突風であったりと、いろいろな災害がここのところ激甚化しておると思います。小池委員長予算委員会でもありましたが、やはりこのため収入減少時に給付が受けられる収入保険などのセーフティネット制度の加入が私自身も重要だというふうに思っております。自らの経営を守る取組として多くの農家に活用してもらいたいと思いますが、セーフティーネットへの加入促進に向け、どのように取り組んでいるのでしょうか。 ◯委員長小池正昭君) 松田団体指導課長◯説明者松田団体指導課長) 団体指導課です。  県では、降ひょうなどの自然災害への影響だけでなく、様々なリスクに対応する非常に有効なセーフティネット制度である収入保険加入促進を図るため、今年度から3年間、新たに収入保険に加入する農家に対して、初年度の保険料の一部を助成しているところでございます。今回の降ひょう被害の発生を踏まえ、今後の災害発生に備えて収入保険に加入するよう、改めて市町村と連携して農家に呼びかけているところでございます。  以上です。 ◯委員長小池正昭君) 伊豆倉委員長◯伊豆倉雄太委員長 最後に要望なんですけども、令和元年台風のときに県のほうで支援をするということが決まって、それは大変ありがたいことなんですが、その時点で収入保険の加入は千葉県が非常に低いので進めていきましょうという話があったと思います。あれから3年たって、今、県の収入保険加入率を見ますと、まだまだ全国的にも低い状況で改善の余地がありますし、またこれを同時に進めていかなければならないというふうに、こういう災害があると特に気づかされるわけですが、やはりいつ災害が、どんな時期でも起こり得る現状ですので、やはりこの収入保険の加入の促進というのは、収入保険加入者が増えることも考えられますし、現在実施してる保険料助成事業についても、やはり周知、広報をしっかりと行うように、要望に合わせた対応をぜひしていただいて、少しでも多くの方がこれに加入して、こうした被害があったときにでも安心できるような体制づくりを県としてもぜひしていただきたいことを要望して終わります。 ◯委員長小池正昭君) ほかにありますか。  林委員。 ◯林 幹人委員 私からも関連して、ひょう害に関する質問をさせていただきたいと思います。  梨のひょう害対策としまして、多目的防災網が有効であるというふうに聞いております。今回の降ひょうの際にも、多目的防災網があったことで被害を免れたというお話も聞いておりまして、今後も県内にひょう害が発生する可能性がある中では、本県の梨の産地を守るためには、農家に対して、この多目的防災網の導入を推進していく必要があるというふうに改めて感じました。  そこでお伺いいたします。梨の多目的防災網の導入に対しまして、どのような支援をしていくのかということでお願いします。 ◯委員長小池正昭君) 森本生産振興課長◯説明者森本生産振興課長) 生産振興課でございます。  梨の多目的防災網の導入につきましては、国や県の既存の事業であり、補助の対象として支援しているところでございます。今年度は既に募集を締め切ったところでございますが、今回のひょう害の発生を受けまして、追加で要望調査を行うなど対応を検討してまいりたいと考えております。また、特に防災網設置率が低い地域におきましては、有効性を周知いたしまして、導入が進むよう積極的に働きかけてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯委員長小池正昭君) 林委員。 ◯林 幹人委員 今年度は既に募集を締め切ったということなんですけれども、今回の被害が発生したことで防災意識がまた改めて高まって、多目的防災網の導入を希望する農家が増えるということも見込まれますので、農家からの要望に応えるために、予算をしっかりと確保するようにお願いしたいと思います。  また、過去に導入した多目的防災網老朽化が進んでしまって、本来の防災効果が減少しているところがあるということも聞き及んでおります。日本一の産地を維持するためにも、支柱の補強と併せた張り替えの支援の検討もぜひお願いしたいなというふうに思います。  次にもう1点、今回の降ひょうにより梨の果実に傷ができてしまって、例年のように贈答品での販売が望めないと。そもそも消費者に買ってもらえるか不安であると、販売について危惧する声が届いております。  そこでお伺いをします。被害を受けた農家が少しでも多くの収入を得られるよう、県においても被害を受けた農産物の販売を支援すべきと思いますが、いかがでしょうか。 ◯委員長小池正昭君) 牧野流通販売課長◯説明者牧野流通販売課長) 流通販売課でございます。  被害の大きかった梨については、現在、生育途上であり、果実の大きさで言いますと、直径三、四センチ程度と聞いております。今後、収穫までに、幸水では1か月程度、豊水では2か月程度あることから、その生育状況を見守っていく必要がありますが、被災した農家を応援するため、生産者団体やJA、地元市など関係機関の意見を聞きながら、県が主催するイベントでの販売支援量販店等での取扱いの協力要請、ポスターやのぼりなど、農家が活用可能な販売資材の提供などの支援を検討してまいります。また、被害果実への影響が大きく、廃棄する果実が多い場合は食品加工業者へ加工の活用について働きかけるなど、検討してまいります。  以上でございます。 ◯委員長小池正昭君) 林委員。 ◯林 幹人委員 ありがとうございます。今、御答弁いただいたように、小さい果実の段階で傷がついてしまうと、それが大きく育ったときには、さらにまた傷が広がってしまったり、やっぱり商品価値が著しく低下するというふうに思われます。そういった中で影響が大きかった場合の廃棄に対する支援だとか、そういったところも盛り込んでいただけるということで感謝申し上げます。  最後、要望としまして、この梨以外の被害を受けた農作物も含めまして、今後の対応について地元の農家、農協ですとか、あるいは生産団体とよく連携していただいて、丁寧な支援を行っていただくように要望して終わります。 ◯委員長小池正昭君) ほかにありますか。  鈴木委員◯鈴木和宏委員 私も同様に降ひょう被害についてお伺いいたします。様々な販売促進、また施設復旧のための支援の策を今お話しいただきました。さらに、ちょっと加えて、過去発生した降ひょう被害等に対しては、他の自治体の取組の中には、自然災害による緊急救済措置事業として農作物の腐敗及び病害虫の発生など、2次的被害防止対策に対して補助金等を出すところもあるようです。  そこでお伺いしますが、生産者の被害を最小限にとどめるために、県はどのように支援していくのでしょう。 ◯委員長小池正昭君) 石井担い手支援課長◯説明者石井担い手支援課長) 担い手支援課でございます。  被害を最小限にとどめるための支援という御質問でございますが、6月3日の朝に銚子気象台から降ひょう等に関する注意情報が発表されたことから、速やかに大雨と突風及び降ひょうに対する農作物技術対策について農業事務所情報提供するとともに、県のホームページ及びフェイスブックに掲載しました。これらの技術対策資料を活用して、農業事務所では農家巡回講習会により薬剤散布などの技術指導を行ったところです。さらに、被害の程度を鑑み、ひょう害のあった梨に関する技術対策資料農業事務所や全農千葉県本部に送付して、薬剤散布や被害樹の管理などの対策の徹底を図っています。具体的な対策といたしまして、病気が発生しないよう速やかに薬剤を散布する、枝や幹に傷がある場合、損傷部に保護剤を塗る、被害程度に応じて摘果し着果量を調整する、水がたまった園では速やかに排水するなどでございます。  以上です。 ◯委員長小池正昭君) 鈴木委員◯鈴木和宏委員 ありがとうございます。  最後に要望ですけど、販売支援や収穫量確保に対する支援、それから情報提供等、営農の意欲をそがないためにも、速やかにぜひ行っていただきますよう要望いたします。  以上です。 ◯委員長小池正昭君) ほかにありますか。  竹内委員。 ◯竹内圭司委員 先ほどの林委員降ひょう被害での多目的防災網の活用について、ちょっと詳しく聞きたいなと思いまして、そもそも多目的防災網で、これは国の事業が入ってるんですかということと、それと何が守れて、農家にとって何が負担なのか。そして、今回の降ひょう被害多目的防災網をやった方とやってない方でどれぐらいの差があるのかとか、もっと言えば、なぜ多目的防災網をしてなかったのか。降ひょうが来るとは思ってないからということが答えなんでしょうけど、その辺、ちょっと話してもらっていいですかね。あまり知られてないんですけど。 ◯委員長小池正昭君) 森本生産振興課長◯説明者森本生産振興課長) 生産振興課でございます。  まず、防災網の導入に対する国の事業と県の事業でございますけども、国の事業で産地生産基盤パワーアップ事業という組み替えられた事業がございまして、ここで産地計画に位置づけられた担い手とされるものに対して設置する補助事業がございます。あわせて、県で「輝け!ちばの園芸」次世代産地整備支援事業ということがございまして、これは日頃よく使われる事業なんですが、こういったものでも整備できるようになっているところです。  続いて、多目的防災網の効果でございますけども、今回顕著なのは、ひょうの被害のようなものは、網の目が細かいので園の中に入ってこないということで、一番効果があるものはひょうの被害だというふうに認識してます。あわせて、カメムシの侵入を防いだり、また、当然鳥がついばむようなところも防ぐと。あと防風の効果というのもございますので、かなり効果の高いものでございます。  あと、あわせて、なぜこれが入ってこなかったかという御質問あったかと思うんですが、やはりこれら、効果すごく高いんですけども、非常に導入費用がかかるということと、併せて収穫後に網を撤去したり、また設置したりという労力の手間というところも一つネックになっているというところはございますが、一番大きな原因は、以前、梨の被害があったかどうかというところで、地域によって、やっぱりひょう害を受けたところについては、かなり設置率が、ほぼ100%近くのところはございますが、やはり影響を受けてないところはなかなか導入が進んでいないという状況でございます。  以上でございます。 ◯委員長小池正昭君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 すみません、詳しくありがとうございます。とするならば、細かい網の目で今回の降ひょうでも効果があったということで、この経験値から、今回被害が、先ほど副委員長からも、2割ぐらい梨とかあったわけですよね。ぜひとも、手間はかかるんですけども、また降ひょう来るかもしれませんので、こういう多目的防災網も導入コスト、手間、採算合うかどうなのか分からないんですけど、補助事業を活用すればうまくいけますよということをもうちょっとアピールしてもらって、農業被害をできるだけ少なくするようお願いしたいと思っております。  もう1つ、ちょっと関連なんですけども、手間の中で、最後は後片づけみたいなのでも非常に、何か剥がして焼却するんですか。どういうことで農家さんが嫌がってるんですか、それ。 ◯委員長小池正昭君) 森本生産振興課長◯説明者森本生産振興課長) 生産振興課でございます。  収穫時は当然張るんですけども、収穫後は網を外すと。そのところの手間というところが、やっぱり高さもあって、かなり人手間も必要ということもございますので、やっぱりそこが労力がかかるというふうに聞いております。     (竹内圭司委員、「高さがあるわけですね」と呼ぶ)
    ◯説明者森本生産振興課長) はい。     (竹内圭司委員、「分かりました。ありがとうございました」と呼ぶ) ◯委員長小池正昭君) ほかに。  西尾委員。 ◯西尾憲一委員 新規就農者の確保は日本農業の課題の1つですが、イチゴ栽培というのは新規就農者にとっても魅力ある分野ではなかろうかと思います。それで、先日新聞を読んでいましたら、栃木県ではイチゴの生産から販売までを学べる教室といいますか、研修制度ができたということが載っておりました。本県でも、例えば私の船橋市でも何件かイチゴをつくってる農家があるんですけども、県内のイチゴ栽培農家数や面積が栃木県に劣らずあるようでしたら、県内でも同様に、そういうイチゴの生産から販売まで学べる、そういう教室を設けてよいのではないかと思っているんですが、いかがでしょうか。 ◯委員長小池正昭君) 石井担い手支援課長◯説明者石井担い手支援課長) 担い手支援課です。  イチゴの学べる教室を設置したらいかがかというような御質問だったと思うんですけども、本県はイチゴ栽培面積や経営体数もそこそこあるんですけども、栃木県に比べますと、やはり数字的には小さいところです。一方で、千葉県内にはイチゴ以外にも多様な野菜が栽培されておりますので、県立の農業大学校では各種野菜の生産技術、あるいは流通マーケティングなど、トータル的に学べるようにカリキュラムを用意して、当然、その中でイチゴについても学べるように対応してるところです。したがいまして、イチゴに特化した専門の教室を設けるというような考えは持ってございません。  以上です。 ◯委員長小池正昭君) 西尾委員。 ◯西尾憲一委員 ありがとうございます。たしか2月議会のこの常任委員会だったと思うんですけども、チーバベリーの生産額というか、関わってる農家数といいますか、面積といいますか、それが何か1%程度だということを伺ったんですよね。県はチーバベリーを育てていく考えがあるのかないのか、それとも打ち切ってしまうのかという点をどのように考えてらっしゃるのか、伺いたいと思います。 ◯委員長小池正昭君) 森本生産振興課長◯説明者森本生産振興課長) 生産振興課でございます。  委員御指摘のとおり、チーバベリーというものが比較的面積減少しているというところで、一方で、市場の中でもチーバベリー取り扱いたいというようなことで高評価いただいてるところがございます。また、チーバベリーというのは、比較的、普通の一般のイチゴの温度帯より若干低めで栽培できるという特性ございますので、まさに今、燃油が高騰している中で生産コストを落としていく1つの品種だというふうに思ってますので、こういった機に、当然、販売先というものもしっかりつくりながら進めていく必要もあるんですが、生産者のほうにもそういったところを訴えて生産拡大を広げていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯委員長小池正昭君) 西尾委員。 ◯西尾憲一委員 あくまでも私の個人的な感想なんですけども、チーバベリーを食べたことがあるんですけども、ちょっとやっぱり甘味に欠けるというか、大きさもさほど大きくないですよね。消費者はやっぱり、どちらかといえば甘くて大きいものを望んでいるような印象を受けるんですけども、その点はどうですかね。そういう方向でこれからも改良を加えていくとか、そういうお考えはあるんでしょうか。 ◯委員長小池正昭君) 森本生産振興課長◯説明者森本生産振興課長) 生産振興課でございます。  やはり品種の特性、しっかりした大粒で甘いというつくり方がございますので、その辺、栽培講習会等を開きながら、しっかり技術的なものをお伝えしながら普及させていきたいというふうに考えております。  以上です。     (西尾憲一委員、「ありがとうございます」と呼ぶ) ◯委員長小池正昭君) ほかにありますか。  木下委員。 ◯木下敬二委員 アワビの水揚げ状況について聞きたいんですけども、非常に今年のアワビは、私が浜値で聞いてる限り、今までになく高いと。非常に高いと、そういう状況を聞いておるんですが、実際はどうなんだろう。 ◯委員長小池正昭君) 石黒漁業資源課長。 ◯説明者(石黒漁業資源課長) 漁業資源課でございます。  今年のアワビの水揚げ状況ですけれども、主要6漁協に確認したところ、5月末までの水揚げ量で11トン、水揚げ金額は1億8,400万円、あと平均単価につきましては、1キログラム当たり1万6,300円ということになっております。浜値でこの値段ということになります。このうち水揚げ量ですけれども、平年並みということですけれども、単価が平年と比べて5割高いという状況で、水揚げ金額が平年の5割増しと、生産者にとってみれば喜ばしい状況となっております。  単価が上昇した要因ですけれども、ほかの産地の水揚げは不調であるということと、あと中国向けの干しアワビの需要が増加したためということを聞いております。  以上です。 ◯委員長小池正昭君) 木下委員。 ◯木下敬二委員 中国で乾鮑が高いということは、生産者、海女にとっては大変いいことで、5割増しで恐らく、うちのほうの安房地域で一番潜って稼ぐ人の額は多分5割増しぐらい、やっぱりいくだろうなということを、聞いたところ言ってました。今年は期待してるよと、そういう話は海女さんもしてます。  ただ、もう1つ、だから浜が今大変活気づいてるんですよ、アワビで。これはいい部分なんですけども、それに比例してどうなんですか、種苗の生産状況は。 ◯委員長小池正昭君) 石黒漁業資源課長。 ◯説明者(石黒漁業資源課長) 漁業資源課でございます。  県では、放流用に年間160万個のアワビ種苗を生産しておりますけれども、令和2年度は原因不明のへい死が発生したために生産数が95万個ということで計画未達になりました。そこで、アワビ種苗生産を委託しております水産振興公社と連携しまして、水槽掃除の徹底や飼育水の注水量の増加など、生き残りの向上を図る取組を各種進めたところ、令和3年度の生産数は102万個となり、若干の改善が見られたところでございます。今年度ですけれども、さらに作業人員の補充ですとか、あと飼育資材の更新などによりまして、飼育環境のより一層の向上に努めておりまして、現時点、まだ生産途中でありますけれども、生産が良好であった平年並みの稚貝を確保してる状況にございます。今後も生き残りのさらなる向上、改善に努めまして、アワビ種苗の安定生産につなげてまいりたいというふうに考えております。 ◯委員長小池正昭君) 木下委員。 ◯木下敬二委員 本当に生の海女さんの声を聞くと、やっぱりそこを大変注目してるんですよね。過去2年、量的に落ちてきたと。当然落ちるということは、放流をしなければ育っていかないと。輪採等々やってても、3年が4年になって、延びた分だけ大きくなるんだろうけども、数が増えないということが、これはやっぱり致命的なことなので、種苗生産も含めてアワビの安定的な放流、そして藻場の保全、これが大変重要なことですから、藻場の保全も今後しっかりと支援をお願いしたい。よろしくお願いをいたします。  それと、栽培漁業基本計画についてということなんですけども、アワビ資源は今言ったように、種苗放流によって下支えされている部分が大いにあるわけですよ。それは御理解いただけたのかなということで、その資源の維持増大に寄与しているその種苗は、先ほど言ったようにしっかり取り組んでいただくんですけども、栽培漁業について、諸般の報告の中で、第8次栽培漁業基本計画を策定し、新たにトラフグを対象種に加えたということがありました。新たに対象種となったトラフグについては今後どのように取り組んでいくのか、お聞かせを願いたいと思います。 ◯委員長小池正昭君) 石黒漁業資源課長。 ◯説明者(石黒漁業資源課長) 漁業資源課でございます。  トラフグは皆さん御存じのとおり高級魚でございまして、高い収益が見込めるため、漁業者からの要望が高い魚種となっております。そこで県では、平成29年度から基礎的な種苗生産技術の開発ですとか試験放流に取り組んだところ、基礎的な技術が確立されるとともに放流効果が高かったということで、今般の計画で対象種に加えたところです。今年度ですけれども、新たに導入する手法で標識した8,000尾の種苗を試験放流するなど、種苗を量産する技術ですとか放流効果を向上させる技術の開発に取り組むとともに、あと種苗生産施設の再編整備に向けて、今、設計を進めてまいりたいというところでございます。  以上です。 ◯委員長小池正昭君) 木下委員。 ◯木下敬二委員 技術開発を進めて、ぜひ量産の規模を上げて放流をしていただきたいと。それでアワビなどに続く栽培漁業対象種として、皆さんの力で育て上げていってほしいということをお願いをいたします。  もう1点、すみません、今年のビワ、再度担当課にお聞きしたいんですけど、今、どっちかというと、ビワはハウスビワが出て、1か月ぐらいしてから露地ビワが出てくるというような状況なんですけど、大変露地ビワが不作だと。房総台風等々の諸問題がずっと重なってきて、苗木、予算もらって植え替えたりしたところもありますけれども、一応、生産農家としては大変厳しいと。絶対量がないということで、今後の大きな眼目として、生産のあれについては、課としてしっかりと捉えているのかどうか。その辺をお聞かせ願いたい。 ◯委員長小池正昭君) 森本生産振興課長◯説明者森本生産振興課長) 生産振興課でございます。  ビワにつきましては、大きな災害を受けたところでございますが、生産者の皆さん、その辺、一致団結していただいて、今担い手ができてきて、ある程度被害があった樹園地も整備できた中で、担い手の集積、集約というところを今しっかり進めて、現地でも進めていただいているところです。  そうした中で、また新たに新規で参入していただいてビワを始めたいと言っていらっしゃる方もいるので、そこはしっかりしながら、高齢化する中で人は減っていくこともありますが、ビワの農地を集約しながら、どんどん新しい人も入れる取組を農業事務所を含めて一緒にやっておりますので、その辺、人の確保をしていきたいなというふうに考えております。  あわせて、これはなかなか進むのが難しいとは思うんですが、やはり施設化というところも一つ大きく考えなきゃ駄目だなと。安定生産には施設化が必要だと思ってますので、これは産地とお話ししながら、もう少し安定的に生産するためには施設化の推進というものの働きかけを強く行いたいというふうに考えております。 ◯委員長小池正昭君) 木下委員。 ◯木下敬二委員 例えば暖地園芸なんかだと、出荷のピーク時はこの日だと。例えば6月10日が一番出荷する量が多くなりますよ。そういうことが現実に分かってきていて、そういう有利な部分も県の努力によってできてきているわけなので、もうちょっと活力のある産業としてひとつお力添えをいただいて、いわゆる南房総のビワが、やっぱり天皇、皇后、上皇も含めて、献上ビワとしてこれからも生きていけるという点について十分なお力添えをお願いをして、私の要望を終わります。どうもありがとう。 ◯委員長小池正昭君) ほかに。     (木下敬二委員、「じゃ、いいですか」と呼ぶ) ◯委員長小池正昭君) はい、どうぞ。 ◯木下敬二委員 ちょっと、2月議会でいろんなことございまして、議員の皆様の御意見も拝聴して、竹内委員等々からは議会軽視も甚だしいじゃないかというような意見もいただいて、一応、農林水産部長のほうからは、白紙撤回をさせていただくということがございましたので、御報告だけ皆様にさせていただいて、共にこの委員会として、畜産の在り方について今後も議論をしていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ◯委員長小池正昭君) ほかにございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) ないようですので、以上で諸般の報告・その他に対する質問を終結します。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長小池正昭君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。
        (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 特に御意見ないようですので、委員長報告につきましては正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        委員の派遣 ◯委員長小池正昭君) 次に、委員の派遣についてお諮りいたします。  本日の委員会終了後、水田を利用した子実用トウモロコシの栽培状況及び国営総合農地防災事業手賀沼地区における排水機場等の更新整備に関する調査のため、委員の派遣を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) それでは、そのように決定します。  なお、詳細については正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        閉  会 ◯委員長小池正昭君) 以上で農林水産常任委員会を閉会します。        午前10時52分閉会 Copyright (C) Chiba Prefecture Assembly Minutes, All rights reserved....